経営者の役割 !

経営者の役割キーワードは、シナリオ・モチベーション・チェックの3つである。

1 シナリオ
会社の利益拡大のための実行策を具体化する。  切り口は、下記の3つ。
①必要売上の獲得
 ②総原価の低減
 ③顧客満足度のアップ
具体化のプロセスは、ある程度は管理職に任せても構わないが、
出てきた内容に対して、OKかNGかを決めるのは経営者の役割である。
 これができなければ、経営者としては「×」である。
 数値に弱くて、どんぶり勘定のトップにシナリオは描けない。

2 モチベーション
社員の仕事の成果は、「意欲×実力」で決まる。
実力があっても、意欲が低ければ、成果は出ない。
カリスマ性のあるトップであれば、緊張感とちょっとした一言で、
社員は本気で仕事をする。
カリスマ性のないトップは、「論理性」と「後姿」と「社員との信頼関係」で、社員の意欲を高める。  

3 チェック
チェック機能が「○」と「×」では、成果に格段の差が出る。
にもかかわらず、チェックできないトップ・チェックしないトップは少なくない。
 「やったかどうか」「どこまでやったか」「成果は出たか」「これからどうする」を、チェックするだけで、社員は成長し、成果はより大きくなる。